整体師として一番重要なものは「自信」です。

多くの整体師が陥る罠は、「患者さんの意見を鵜呑みにしてしまう」ということです。

患者さんから良く言われるのは、「そこをもう少し強く押して」、「なぜ腰が痛いと言っているのに、足を揉んでいるの」、「まだ痛みが残っている」などです。

そんな時の対応の仕方で患者さんに与える信用度が大きく変わってしまいます。

初心者の場合はとかく「自信」がない無いため患者さんの言うままに施術してしまいがちですが、患者さんの要望のみを100%受け入れてしまうと先生と患者のパワーバランスが崩れてしまいます。

話しを十分聞いてあげることは良いことですが、同情したり患者さんと同じ立場に立ってしまうと信用度は大幅にダウンします。
患者さんに信用度を失ってしまうと患者さんがアドバスを聞かなくなったり、最来院の予約も取れません。

乱暴な言い方ですが、患者さんの言う事に100%従っても、患者さん的には満足しますが、症状が改善されることはありません。

患者さんは、あなた以上に整体について詳しいわけではないし、体のしくみも理解していない人がほとんどです。
ただ押してもらって気持ち良いとか、自分の言うままにあなたを操り優越感にひたっているだけです。

「自分をかまって欲しい」、「自分の命令に従わせたい」と言うことを他人押し付けたいために病気になる人が多いものです。
「痛い、痛い」と言えば他人が親切にしてくれるため、本音は治って欲しくないと思っています。
時々、「あの先生、この先生に施術してもらったけど一向によくならない」と自慢する人もいるくらいです。

そんな人の言うことを「真に受けて」はなりません。

対処方法としては、
必ず施術を始める前にキチンと痛み、歪みを自覚出来るようなテストを行い、施術後と比較し改善されたことを実証する必要があります。

万が一それでも、苦情を言うのであれば潔く「自分はこれ以上出来ないので、他の先生のところに行って下さい」とハッキリ言ってあげましょう。

そんな人は、どんな効果があっても認めようとしません、あなたの施術だけが悪いわけではありません。

もっと素直に喜んでくれる人に自信を持って施術しましょう。

問題は、効果ではなく、あなたがその人に精一杯力をつくしたかどうかです。

そして、そんな人を批判するのではなく自分の技術の改善に努めるべきです。

むしろ、お金を払って実験台なってくれたのですから、あなたは感謝しなければなりません。

ということを前提において、整体師としてあなたがやらなければならないのは下記の3点です。

  ・自分の施術を向上する

  ・患者さんの状態に振り回せないで自分の指標を確立する

  ・何故自分の意見が正しいのかということをしっかり説明出来るように理論を勉強する

ただし、気功的な施術を行う場合、理論よりも結果が優先されます。

それは、理論的に全て解明されているからではないからです。
患者さんに振り回せず、結果を「氣」を感じて自覚しながら施術しなければなりません。

正直に言って、患者さんに効果を確認しないと分からないようでは駄目です。

患者さんに効果を聴く前に、氣の感覚を通し患者さんの状態が確認出来るくらいのレベルでないと話になりません。

そのため、本会の気功整体メソッドは施術以前に患者さんの状態を正しく診れるよう、氣を感じることを最初に学びます。

患者さん状態を氣の感覚を通し正しく知覚できれば、ほぼ施術は終了したようななものです。
患部のエネルギーを改善するのは難しい話ではありません。

後は、自信を持てるようになるまでは多くの人を施術するしかありません。

近道はありません。